2019年12月31日現在、1,950名以上のがん患者さんへの施術経験があります。 当院の患者さんは8割以上ががん患者さんです。
<がん特有症状の緩和例>
乳がんの、モルヒネで抑えられなかった首の骨に転移した痛みを指への灸で軽減することができました。
肺がんの、胸に水が溜まって呼吸が苦しくなっている状況に、肘へ鍼をすることで症状を軽減できました。
膵臓がんの、みぞおちや背部の痛みを鍼灸やビワの葉温灸、手当てで軽減しました。
大腸がん骨盤転移の、臀部、太ももの疼痛を皮内鍼で緩和しています。
大腸がん多発性骨転移の、肋骨の転移痛を皮内鍼で解消しました。
卵巣がんで腹水がたまっている状態で入院されている方の病院に往療し、生姜シップ、里芋パスタの手当てをご家族にお教えし、その後ご家族が3週間ほど病院で手当てを続けたところ腹水が抜け、退院することができました。
胃がんや悪性リンパ腫の、抗がん剤治療による吐き気、嘔吐、手足の黄だんを解消してきました。
乳がんの、手術による腕の挙がりにくいことを、鍼灸とマッサージで解消させました。
大腸がんの、腹部手術痕の痛みを皮内鍼やビワの葉温灸などで緩和してまいりました。
子宮がんの、腹部の圧痛を鍼灸で解消してきました。
卵巣がんの、手術後腹膜播種による腸閉塞のため二週間近く浣腸をしても排便がない状態のところへビワ葉塩温石、へそ灸(右写真)を施し排便へつなげました。
肝臓がんの、腹水を生姜湿布、里芋パスタ、オイルマッサージで改善してきました。
肺がんの、諸症状を霊的治療(スピリチュアルヒーリング)で緩和してきました。
腹膜がんの、腹水による排便、排尿困難を加持で緩和しました。
咽頭がんの腫瘍の大きさが、ビワの葉温灸等で3分の1に縮小しました。
膵臓がんが画像上認められなくなったと医師から伝えられた方が3名いらっしゃいます。
食道がんが喉へ再発し呼吸困難になりつつある方にエドガー・ケイシー療法の「おおばこ軟膏(クリーム)」をしたところ、症状が緩解しました。
悪性リンパ腫の方がエドガー・ケイシー療法などにより寛解状態が継続しています。
乳がんの肝臓転移の方が、9か月継続した温熱ひまし油湿布で肝臓の影が消失したことがあります。
当院はベッド1台の小さな鍼灸院で、くつろいで治療を受けていただけるように予約制にしています。
治療はマンツーマンで、ゆっくりと穏やかにさまざまなことをお話ししながら進めて参ります。 治療中は静かな音楽を控えめに流しています。
<初施術時>
発病以来の経過とこれまでなされた治療だけでなく、これまでのご病歴や薬歴、怪我、事故の経歴、日常生活の様子などにあわせて心のことについても場合によってお伺いします。
バッチフラワーレメディを創始したエドワード・バッチ博士は「病気の原因は感情である」と喝破しています。私もがんを治療するには感情面、心理面の把握がとくに大事だと考えています。そのため初施術時には問診のみで1時間を越える場合もあります。
週1~2回当院に通われるだけでなく、毎日ご自宅でびわの葉温灸などの手当てを行い、養生に努めることが大事です。
ご自分で手当てをするのが困難な方には来院の際にご家族の方にご同行いただき、手当て法をお教えしております。その際には写真、動画の撮影をしていただいて構いませんし、むしろお勧めいたします。
またご本人が来院困難な場合にはご家族の方にお越し頂き、手当て法を教えて差し上げています
腹水は生姜湿布、里芋パスタの手当てで抜くことができますがたいへん時間がかかります。ご家族にもたいへんな負担を強いるお手当てですのでこの手当てが1か月以上などと長期間続くと患者本人、家族ともども心身ともに疲れます。
そのような時、 病院で安全に抜いてもらえば助かります。最近では腹水濾過濃縮再静脈注射法(CART療法)という病院で比較的安全に、
腹水を腹壁から直接注射によって抜く方法が行われています。
東京池袋の要町病院の腹水治療センター松崎先生が主導して全国に広がっています。
もし腹水を抜く生姜湿布、里芋パスタといったお手当てが大変であれば、自宅近所の病院でこの CART療法をやっている病院があればそこで比較的安全に腹水を抜いてもらうことができます。なので患者さんやご家族の方に要町病院へ連絡をしてもらって、CART療法をしてもらえる自宅近辺の病院に行くことをアドバイスすることもあります。 そのほか食事療法,,サプリメント,患者会などさまざまな情報提供をしております。