オオバコ軟膏・オオバコクリームとは?

オオバコ
 「オオバコ軟膏(なんこう)」「オオバコクリーム」という手当法は日本のものではありません。我が国の民間療法、自然療法ではオオバコはお茶としての飲用は紹介されていますが、生クリームと合わせて軟膏剤として病気治療に使うことは紹介されていません。

 このオオバコクリーム・オオバコ軟膏はエドガー・ケイシー療法の中でがんを治す補助療法として勧められています。

 オオバコとは写真のような草です。ごく普通の私たちの生活圏の足元に生えている草です。びっき草などとも呼ばれこのオオバコの茎で草相撲を取ったことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。




 オオバコは公園などで私たち人間が踏み歩くようなところによく生えています。葉脈の形状から踏まれても枯れにくい構造をしているので、踏まれて潰されてしまうような人間の生活圏内でも生き延びることができています。でも植物の仲間たちの中では弱い立場なのかもしれません、彼らの生存競争場から押し出されるために私たち人間の生活圏に一番近いところで生きているのかもしれません。

 このどこにでもあるオオバコががん治療の大きな助けになります。
 当院で5年ほど前に食道がんの患者さんがいらっしゃいました。70歳過ぎの男性で食道がんがのどに局所再発して呼吸が苦しい、何とかしてくれという内容でした。

 その方は手術後同じ場所に再発し、今度は腫瘍が頸部の血管や神経に絡みついているので手術は不可能、抗がん剤もすべての種類をやり尽して手がない、放射線も照射限度いっぱいに既に掛けているのでこれ以上の照射不可能、と病院ではもう打つ手がない状態でいらっしゃいました。

 さらに最近は息苦しくなってきた、とのこと。これは再発したがんが大きくなって喉の気道を圧迫して狭めることで呼吸ができにくくなってきたのですね。窒息の危機です。さっそくエドガー・ケイシーがリーディングで「オオバコが乳がん、頸部のがん、肉腫に効く」と言っているのでこの方に試してみました。

 オオバコクリームを作りネルの生地に伸ばしてそれを喉に貼りました。それだけです。あとは様子をみてくださいとその日はお帰りいただき、一週間後来院された際には開口一番「あれですごく呼吸が楽になった、今日も同じのをやってほしい」と請われ、それから毎週オオバコクリームの手当をしていきました。

 途中で来院されなくなってしまったのでその後の詳しい経過はわかりませんが、少なくとも窒息の危険性のある状態から離脱できた、ということは何らかの効果があって腫瘍が小さくなったと考えていいと思います。

 これが最初のオオバコクリームの治療体験ですが、その後も喉のリンパ節転移した方に効いたり、脳腫瘍が大きくなってくるとひどい頭痛に襲われる方がオオバコクリームを頭皮に貼るとたちどころに軽快するという例も見てきました。

 腹部の肉腫の方にオオバコクリームとフラーレンフォトセラピーを施したところ、3ヶ月ごとにがんセンターで腫瘍を摘出していたのが3ヶ月を過ぎても腫瘍が大きくならず開腹手術が何度も延期になるといった例もありました。

オオバコ軟膏・オオバコクリームで用意するもの

オオバコの葉
 <オオバコ>
 できるだけ新しい葉、若い葉を使う。柔らかいのですりおろすのが簡単である。葉の付け根の茎のようなところは使わない。虫が食って穴が空いていても気にしないで使う。虫が食うということは農薬などが散布されていない証拠。

 <包丁・まな板>
 できればセラミックの包丁が良い。エドガー・ケイシーはリーディングで「鍋には金属製のものを使わないこと」と断っていたことから類推すると、できるだけ金気を避けることが好ましいと考える。

 <すり鉢・擂り粉木(すりこぎ)>
 みじん切りにしたオオバコをすりおろす。

 <小さな鍋>
 ガラス製か琺瑯製、あるいは陶器製のもの。土鍋でも良い。金属製のものを避けること。

 <ゴムベラ>

 <生クリーム> 150ccあればじゅうぶん。

 <ネル生地> フランネルの生地。両面起毛タイプが良い。使う面積は患部の大きさによる。大きくても最大で20cm四方あればじゅうぶん。

 <生地用はさみ>

 <防水フィルム>
 ドラッグストアで入手できる。38mm幅のもの。

 <はさみ>

 

オオバコ軟膏・オオバコクリームのやりかた

オオバコクリーム 喉への貼付の場合
1。患部に合わせてネルの生地を切る
 「オオバコクリーム」を貼る患部の大きさに合わせてネルの生地をはさみで切る。喉のような曲面がある患部に貼る場合は立体的に貼ることを考え、裁断の仕方をよく考えること。正方形や長方形のような形状では患部にフィットしない場合も多い。

 写真のように切れ込みを入れることもある。これは鎖骨上リンパ節にがんが転移した患者さんの患部へ貼ったケース。


2、オオバコを用意する
 オオバコを用意する。20cm四方の広さであれば50gくらい。よく水で洗い表面の汚れを落とす。洗剤は使わない。
 洗ったら乾いた布巾などで拭いて水気をふき取る。

オオバコのみじん切り
3、オオバコをみじん切りにする
 2のオオバコをセラミック包丁でみじん切りにする。
オオバコをすりおろす
4、オオバコをすりおろす
 3でみじん切りにしたオオバコをすり鉢に入れ、すりこぎですりおろします。
5、すりおろしたオオバコを鍋に入れ生クリームと混ぜる
 4ですりおろしたオオバコを非金属製の鍋(ホーロー、ガラス、陶器製など)に入れ、そこにオオバコと同量の生クリームを入れる。
6、加熱する
 5で作ったオオバコと生クリームを混ぜ合わせ、中火くらいで徐々に加熱していく。
 このとき、あまり熱を加えると生クリームの粘性がなくなり、油と化し、「オオバコ炒め」になってしまう。こうならないように注意しながら温めてください。
オオバコを生地に塗り広げる
7、ネル生地にオオバコクリームを塗る
 6で作ったオオバコクリームをネル生地に塗り広げる。端から1cmくらい離して全体に均一の厚さになるようゴムベラなどで塗り広げる。
オオバコを生地に塗り広げる
8、患部に貼る
 7でできたオオバコクリームを塗ったネル生地を患部に貼る。
 貼ったのち、まわりをテープ類で留める。ビデオでは防水フィルムというテープを使っている。ドラッグストアで入手可能。
オオバコクリームを腹部に貼る