灰+光線療法(フラーレン・フォトセラピー)とは?

 
フラーレンフォトセラピーをしています。フラーレン(炭)を飲んだ後、一定時間を置いた後、脊椎に紫外線、紫光線あるいは赤外線を当てます。
フラーレンフォトセラピーをしています。フラーレン(炭)を飲んだ後、一定時間を置いた後、脊椎に紫外線、紫光線あるいは赤外線を当てます。
 フラーレン・フォトセラピーとはエドガー・ケイシーががんを治療する目的で1920年代に考案していた療法です。炭素炭を服用して数分から30分後に脊椎へ光線をあてるというものです。「がんは血液の劣化による」とケイシーのリーディングではみなしており、この灰+光線療法(フラーレン・フォトセラピー)によって酸素供給能力の向上を図ります。

 2010年に発行された『ケイシー療法によるがん治療の指針(Newsletter No.18)』(NPO法人日本エドガー・ケイシーセンター発行)にてそれまで「(活性/炭素)灰+光線療法」と呼んできた一連の治療法をフラーレン・フォトセラピーと呼ぶことにしました。

 ケイシー療法におけるがん治療の中心である「炭素灰+光線療法」について説明します。 エドガー・ケイシーは半数以上のがん患者に対して、ケイシー自身が製法を考案した特殊な薬用灰(「活性灰」または「炭素灰」)を服用し、一定時間待機した後に特定の光線(多くは紫外線とバイオレットレイ、まれに赤外線とエックス線)を特定の部位(多くは脊柱の神経叢)に照射する方法を勧めました。 これは、既存のいかなる医学的治療法あるいは代替療法にも見られないケイシー独自の療法であり、しいて名前を与えるなら「(炭素/活性)灰+光線療法」と呼べる治療法です。ケイシーはこれをがんの中心的治療法に位置づけています。リーディング をもとにその作用機序を推測すると次のようになります。

1.薬用灰(活性灰および炭素灰)は服用後すぐに体内に吸収され、血液中で少しずつ酸素を放出しながら血管内を移動する。

2.服用後、数分から 30 分くらいの間に、がんの病巣を支配している神経叢と血管に薬用灰が到達(あるいは集合)する。

3.このタイミングでそれらの神経叢(または血管)に薬用灰(のエネルギー準位)を励起するのに適した光線を照射すると、薬用灰はゆるく結合していた酸素を血流中に急激に放出する。

4.放出された酸素は血流によってがんの病巣まで運ばれ、がんの増殖転移を抑制するとともに、嫌気性化しているがん細胞を酸素によって破壊する。

このように薬用灰を服用後、適切な光線を適切な部位に当てることで、その薬用灰は目的とする領域に酸素を放出し、それによってがん細胞を破壊するのです。 この特殊な働きをする薬用灰として、ケイシーは「活性灰 (Animated Ash)」と「炭素灰 (Carbon Ash)」という 2 種類を考案しました。

フラーレンとはなにか?

 「フラーレンは、1985 年に 3 人の物理学者によって発見された炭素化合物で、60 個の炭素が サッカーボールのような形に配置された構造になっています。 当初は真空状態でグラファイトにレーザー光線を当てて蒸発させることでフラーレンが製造されましたが、この方法によって得られるフラーレンの量は微量であったために、当時グラム当たりの価格は金の10 倍もしたようです。

 その後 1990 年にドイツでアーク放電により大量にフラーレンを合成する方法が発見され半導体や医療分野などさまざまな分野でフラーレンの利用研究が可能になりました。 A.R.E. のケイシー研究者らは、このフラーレンの製造法がケイシーが半世紀前に述べていた炭素灰の製造法と同じであることに気づき、「炭素灰」がフラーレンとほぼ同一物質であることを明らかにしました。

 さらに、彼らは大胆にも、進行したがん患者 で、ケイシー療法に信頼をおく人達に対して、「フラーレン+光線療法」を試し始めた のです。その結果は驚くべきもので、たとえば、私が直接連絡をとったジャメール氏は、7 年前に悪性リンパ腫が見つかった時には既に肺、骨、脳に転移した末期の状態だったそうです。

 病院でただちに抗がん剤の治療が開始されましたが、体への負担があまりに大きく、続けられませんでした。そこで体への負担のもっと少ないモノクローナルという化学療法に切り替え、それと同時に、ケイシーの勧める「フラーレン+光線療法」、ヒマシ油パック、アップルブランデーの吸入を開始しました。

 すると、そこから急速な回復が始まり、5年前の検査ではがんが消えているとされました。その後も定期的に検査を受けていますが、がんの徴候はまったく見られず、今も良好な健康状態を維持しているそうです。 A.R.E. の研究者によれば、ジャメール氏以外にも、乳がん、前立腺がん、悪性脳腫瘍、悪性リンパ腫、肉腫、骨がん、子宮がんなど、さまざまなタイプのがんに試して優れた成果を挙げているということです」

 以上『ケイシー療法によるがん治療の指針』より。

フラーレンを飲む

脊柱に光をあてる

脊柱にフラーレンを当てているところ
フラーレンを飲んだのち、指定された時間が経過したら指定の時間、光線を脊柱に当てます。
待機時間と照射部位と照射時間は下記の通りです。

待機時間と照射部位と照射時間


 フラーレン・フォトセラピーでもっとも頭を悩ますのが、フラーレン服用後、光線を当てるまでにどれくらいの待機時間を設けるのか、また、体のどの部位に、どれくらいの時間照射するのか、ということです。
 
 同じ部位のがんであったとしても、リーディングが実際に指示している待機時間や照射部位はいくらかバラツキがあり、なかなか確信をもって待機時間や照射部位を決めることができません。

 しかし、部位別に調べるとそれなりの類似性がありますので、とりあえず、リーディングが最も多く指示した待機時間と照射部位をもとに、(典型的な)待機時間と照射部位を示しておきたいと思います。
 この表に示すものとはかなり異なるパターンが指示されるケースもあることを覚えておいてください。 この表に示されていないがんについては、各自で解剖学を調べ、照射する部位を知識と祈りと直感によって推測してください。
  

     






部位 待機時間光線の種類 照射部位照射時間
5~10分 バイオレットレイ 喉および側頭部 3~5分
5分 バイオレットレイ わきの下から体側 各5分
5分 バイオレットレイ 肺の裏 各1分
5分 紫外線 頚椎下部、胸椎上部 2~3分
30分 紫外線 胸椎6~9番辺り 2~3分
乳房 30分 紫外線 腕神経叢と太陽神経叢 2~3分
子宮 15分 バイオレットレイ 胸椎から頚椎にかけて 2~3分
大腸 5分 紫外線 胸椎9番から腰椎にかけて 2~3分
直腸 5分 紫外線 腹部および仙骨 2~3分
腎臓 10分 紫外線 胸椎下部から腰椎 1分
腎臓 10分 バイオレットレイ 腎臓の前面および背面 各2分
皮膚 30分 紫外線 太陽神経叢を中心に背骨全体 3~5分
皮膚 30分 赤外線 太陽神経叢を中心に背骨全体 20~30分
皮膚 30分 バイオレットレイ 太陽神経叢を中心に背骨全体 3~5分
リンパ 30分 赤外線 肋骨、背骨、骨盤など 30~60分
白血病 15~30分 紫外線 背骨および肋骨 1分
白血病 15~30分 赤外線 背骨および肋骨 30~45分
肉腫 20~30分 紫外線 部位に応じて異なる 1分半〜3分
肉腫 20~30分 バイオレットレイ 部位に応じて異なる 5~10分
肉腫 20~30分 赤外線 部位に応じて異なる 30~45分
30分 赤外線 体の前面、背面、骨盤 30分
脳腫瘍 10分 紫外線 患部に向けて 1~1分半

 (『ケイシー療法によるがん治療の指針』編集発行 NPO法人日本エドガー・ケイシーセンターより)

光線を当てることで酸素が放出される


 さて、ケイシーががん治療のために考案した炭素灰ですが、ケイシーはその効果をさらに高めるために、多くのケースで、服用後に光線を当てることを指示しました。具体的には、がんの病巣近辺にではなく、がんに血液と神経を供給している部位に対して紫外線かバイオレットレイを当てることが指示されました。

 状況によって赤外線やエックス線が勧められることがありましたが、ほとんどの場合、紫外線かバイオレットレイになっています。ケイシーによれば、光線を当てることで血流中に酸素が放出され、がんを破壊する力が高まるのです。  
 また、紫外線を照射する場合は、約半数のケースで、光源と身体の間に緑色のガラスを置き、そのガラスを透過した緑色の光を当てるよう指示しています。これによって 癒しの波動がさらに高まるとされます。 紫外線を照射する時に緑のガラスを使用する理由を次のように述べています。

緑色の光線がフラーレンを励起する


 ケイシーは、炭素灰(フラーレン)を服用した後で、しばらくして体の特定部位(が んの状態によって決まる)に光線を当てることを指示していましたが、それがどのようなメカニズムで作用するのか、謎のままでした。

 しかし、炭素灰がフラーレンと同 一であるという認識を得たことで、光線を当てる意味が明らかになってきました。 また、ケイシーが光源として水銀石英ランプ (Mercury Quartz Lamp) と緑色のガラ スの組み合わせを多用した理由も明らかになってきました。


紫外線 vs バイオレットレイ


 ケイシーは、炭素灰(フラーレン)を励起するために、ほとんどの場合、紫外線またはバイオレットレイを使用していますが、その比率を調べてみると、3 対 1 の割合で紫外線を用いることの方が多くなっています。 稀にどちらか一方(大抵はバイオレットレイ)が明示的に指示されることもありましたが、基本的に紫外線とバイオレットレイはどちらを使っても良さそうです。

 紫外線が灰に直接作用するのに対し、バイオレットレイは、施術部位の血行を局所的に増大させるという形で、灰に間接的に作用するようです。そのため、効果という点では紫外線の方が優位にあるようですが、使い勝手、操作性という点ではバイオレットレイに分があります。

 具体的には、(肺がんなど)照射部位が複数あるようなケースでは、バイオレットレイが好まれ、照射部位が脊柱の一部に固定されるようなケースでは紫外線が用いられると考えられます。紫外線は体からの距離を固定しなければならないことと、体の照 射部位を紫外線光源に向けなければならないなど、家庭療法的に利用するにはやや難しい面があります。

 また、作用という点では、バイオレットレイよりも紫外線の方が倍くらい強いらしく、紫外線を当てる時間は通常 1 分から 1 分半、せいぜい 2 分であるのに対し、バイ オレットレイは 2 分から 3 分、長い場合で 5 分くらい当てるよう指示されるのが一般 的です。 家庭で行う場合はバイオレットレイが便利でしょう。

 治療院で行う場合は、紫外線+ 緑ガラスの組み合わせが良いかもしれません。あるいは「赤外線+緑ガラス」という 組み合わせも勧められます。

 当院ではこの紫外線+緑ガラスの装置、バイオレットレイのどちらもをご用意しています。

赤外線+緑ガラス


 がんに対する光線療法の全体の割合からすれば、わずか 7~8%くらいしかありませんが、骨がんや白血病など造血部にかかわるがんの場合は、骨格に対して炭素灰(フラーレン)服用後に赤外線を当てることが指示されたケースがあります。

 照射する場所は背骨や肋骨、あるいは骨盤が主で、照射時間は 20 分から 30 分、長い場合で 1 時間 程度になります。

 次の皮膚がんの女性は、活性灰を服用後紫外線を当てるように指示されましたが、1 週間に 1 度は、紫外線の代わりに赤外線と緑ガラスの組み合わせを指示されました。